GEX AQUA LAYOUT CONTEST アクアレイアウトコンテスト2023

最優秀賞 

賞金 100,000円

作品タイトル:10ℓの海
ニックネーム:acco
作品コンセプト:
毎日忙しく働いていて、知らないうちに、
自分を擦り減らすような毎日。
そんな中で、すり減った部分に
何かを与えてくれるのは、
いつもそばにある小さな、10ℓほどの海。
海を切り取ってきたみたいに、
豊かな世界が部屋に静かに息づいてる。
私が、見ていても見ていなくても、
タカノハヅタの新芽が揺れて、
ウミアザミがパクパクと動き
タカラガイがガラス面を這う
静かで、豊かな10ℓの海。

GEX賞 

上位10作品の中からレイアウトコンテスト事務局が選出
副賞:グラスアクア PERCO(ペルコ)+ スタンディ20(温度固定式ヒーター)

作品タイトル:青葉
ニックネーム:Jun Ishikawa
〜作品コンセプト〜
この作品のコンセプトは、”青葉が茂る石垣”です。だれもが美しく感じる風景の一つだと思います。古びた石垣にコケや植物が繁茂している風景は不思議な魅力を感じます。青々とした葉が美しさを際立たせます。

各審査員が選んだベスト作品 

深田 崇敬水景演出家、GEX aquaristaブランドアンバサダー

スペースの限られたボトルアクアリウムとは思えないほど丁寧に作り込まれた美しい作品です。水量が少ないボトルではどうしても長期にわたる維持管理がネックになりがちですが、水上植物の養分吸収力を上手く利用しながら足し水だけで維持されていたり、ご自身で背面パネルを自作していることからも作者がボトルアクアリウムを楽しみながら向き合っている様子が伺えます。これからも継続してこの「癒しのボトル」を維持していただけたら幸いです。
作品タイトル:relieve
ニックネーム:Kuma

宮澤 雅教アクアリウムクリエイター、(株)UWS ENTERTAINMENT代表取締役、GEX aquaristaブランドアンバサダー

ソフトコーラルから海藻まで、ガラスという水槽の中に一つの綺麗な海を連想させるグラスアクアを感じ、維持管理は大変だと思いますが、自宅に欲しいアクアリウムだと感じました。
作品タイトル:10ℓの海
ニックネーム:acco

平岩 孝典釣り具ルアーメーカー「ガンクラフト」代表

水槽と水面から上に伸びた植物とのバランスが良く、グラスアクアの良さが出ていると思います。
作品タイトル:わが家のモヒート
ニックネーム:かわいいめだか

千田 義洋レイアウター、アクアデザイン ミリアデレクト 代表

まず最初に私は約30年近く、アクアリウム業界に関わっております
淡水全般、知識・経験は有るつもりですが
正直、海水関係は知識・経験不足な所が有ります
そんな自分が、この作品を拝見し正直に驚きました!
決して水量の少ない、グラスアクアで海水は難しいと思われます
ですが全ての生物が生き生きしているのが伝わりました
レイアウトもバランスよく観やすい構成で、とても上手な作品と言えるでしょう!
作品タイトル:10ℓの海
ニックネーム:acco

田畑 哲生ボトリウム® 家元 水草作家、株式会社美草 代表取締役

グラスアクア内のレイアウトだけでなく素敵な空間演出もなさっています!ボトル内から外につながるように配置した流木も違和感なく、作者の技量の高さを感じ取れます。写真の印影が強すぎてせっかくの素敵な世界観の第一印象が「暗め」になっていることは残念ではありますが(もしかしたら作者の狙いかも?)、それをしても石垣のクオリティの高さや派手に水草を使わずシンプルに仕上げてあり、1匹のアカヒレちゃんの幸せ感がとっても好印象の作品でした。素晴らしい作品をありがとうございました。
作品タイトル:青葉
ニックネーム:Jun Ishikawa

遠藤 正太Photographer

こまんちゅさんの作品も同じことが言えるのかもしれませんが、水槽のレイアウトと置いている場所がすっきりしているので水槽に目が自然と向けられる点が高評価になりました。
作品タイトル:初夏の田園
ニックネーム:こまんちゅ

園原 信也SONOアクアプランツファーム 代表

新設されたグラスアクア部門。作者の個性や世界観に溢れ美しく、グラスという限られた空間の中で自活した環境構築がなされている作品揃いでした。皆様の作品を鑑賞するに、グラスアクアリウム・ボトルアクアリウムという新たな趣味ジャンルの確立と今後の発展を確信したことを、まずもって本部門の全体総評とさせて頂きます。

作品名「私のマリンボトル」。まるでアイスクリームディッシャーで、サンゴ礁の海をくり抜てきたかの様な作品です。古くからマリンアクアリウムを知っているアクアリストには、この小さな球形グラスの中で海藻やソフトコーラルが状態良く育てられていることに驚かされるでしょう。本作品は多くのアクアリストに、グラスアクアリウムの不思議、そして深い魅力や可能性を教えてくれるでしょう。本作品の小さな海の中で満開に咲くソフトコーラルや海藻のお花畑。これは何よりも、作者の技量と熱心な追及の賜物と評します。
作品タイトル:私のマリンボトル
ニックネーム:hideyo

宮島 裕昌月刊アクアライフ 編集長

去年は海藻(草)で水草レイアウトのような水景を描いている作品に驚かされましたが、それをボトルで表現できるなんて! 色・形、様々な海藻に加え、中央に配置されたディスクコーラルがその妖艶な姿でアクアリストを誘い込むかのよう……ますますその奥深い世界に引き込まれそうです。魚は見当たらない? ですが、存在感十分なヒトデがいい味を出しています。
作品タイトル:私のマリンボトル
ニックネーム:hideyo

芝田 伸恵デザイナー、noix design(ノワデザイン) 代表

小さな空間で、ここまで海水水槽の美しさ・生命力を伝えられるんだ、と感動しました。
色彩も素敵で、全体的にアースカラーを使用しておられるので、見ていてとても癒されます。
自然を切り取って手軽に楽しむという、グラスアクアの楽しさを大いに表現できている作品だと思います。
作品タイトル:10ℓの海
ニックネーム:acco
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